どうしてもぼくはこれがやりたい

気の弱い会社員マルオが、それでも何とか社会を生き抜いていく様を綴る物語

3フィンガー奏法は実はとっても実用的ですよ

マルオです。

 

ベースは左手で出したい音のポジションを押さえて、右手で弦を振動させることで音が出ます。

 

この右手の使い方は大きく3種類あります。

  • ピック弾き:ピックを使って弦を振動させる
  • 指弾き  :指で弦をはじいて振動させる
  • スラップ :指で弦を叩いたり引っ張ったりして振動させる

 

指引きは、さらにいろんな弾き方があります。

どの指を使うのか、何本の指を使うのか、で区別される感じですね。

  • 1フィンガー:親指、人差し指、人差し指のオルタネイト
  • 2フィンガー:人差し指+中指、人差し指+薬指、親指+人差し指、など…
  • 3フィンガー:人差し指+中指+薬指、親指+人差し指+中指
  • 4フィンガー:親指+人差し指+中指+薬指、人差し指+中指+薬指+小指
  • 5フィンガー:見たことないけどやってる人いそう。

 

最も一般的な奏法は、2フィンガーの人差し指+中指です。

 

3フィンガー、4フィンガーは特殊な奏法として捉えられることが多いです。

 

4フィンガーはさすがに飛び道具感が否めないですが、3フィンガーは実はとても実用的な奏法なんです。

 

普通の8ビートの雰囲気が変わる

2フィンガーと3フィンガーとで弾き比べてみると、2フィンガーはタイトな「タカタカ」っていう感じ。

3フィンガーは2フィンガーほどのタイトさはなく、「タラララ」って感じになります。

 

この「タラララ」が、ロックにはよくはまります。

音色が独特すぎますが、ご参考。

www.youtube.com

 

ギターソロ裏のバッキングとか、ドライブ感満点です。

このドライブ感が出せるのは3フィンガーならではだと思います。

 

弦飛びピッキングがラクラク!

低音弦を1音、高音弦を2音弾く「タッタカ」みたいなフレーズありますよね。

これを2フィンガーで弾くと、けっこう大変です。

 

これが3フィンガーだとラクラク弾けます。

低音弦を人差し指、高音弦を中指と薬指でピッキングすると…ああラクチン!

 

そんな3フィンガー、どう練習する?

かのビリーシーンは、「TV見ながら3本指で弾き続ければいい」みたいなこと言ってましたね。

 

TV見ながらでいいかどうかはおいといて、3本指で弾くには慣れが必要なのは間違いないです。

 

わたしはこんな感じで練習してました。

  • 事前準備として、とにかく爪を切る(薬指の爪が弦にあたり、いい音出なかったので)
  • ひたすら3本指で弾く。最初はルート弾きを3本指で。慣れてきたら、普段やっている運指のエクササイズを、3フィンガーピッキングで。
  • 3フィンガーを多用する練習曲に取り組む。コロラドブルドッグの再生速度を1/2にして、イントロを弾くとか。ドリームシアターもおすすめ。

 

まとめ

3フィンガーは飛び道具っぽく思われがちですが、実は普通の演奏にも使うといろいろ効果があります。

 

練習法はつまり慣れろ、ってことなので、気長にやるしかないですね。

 

3フィンガー奏法がソコソコできるようになると、スウィープ奏法にも発展できたりとその先の選択肢がいろいろと広がります。

 

コツコツとやりましょう!