どうしてもぼくはこれがやりたい

気の弱い会社員マルオが、それでも何とか社会を生き抜いていく様を綴る物語

ベーシストのわたしが好きなドラマー3選

マルオです。

 

ベースを好きでやってる人は、まずリズムが好きです。(ですよね?!)

 

そんなステキなリズムを刻んでくれるドラマーは、「リズム体」などという言葉などなくても、一心同体の愛すべき存在なのです。

 

そんな中、わたしが愛してやまないドラマーをご紹介します。

 

パットトーピー

まずはMR.BIGのドラマー、パットトーピーです。

 

誠に残念ながら、今年パーキンソン病の合併症により亡くなってしまいました。

 

「洋楽って何?」状態のわたしが、洋楽の入口として聴いたのがMR.BIGでした。

ずっとずっと聴いてきたし、ライブにも何回も行きました。

 

残念でなりません。

 

パットトーピーは、独自のグルーヴを持つドラマーです。

 

テクニックは言うまでもなくすごいんです。

コロラドブルドッグの高速のイントロとか、バスドラがユニゾンしてるぅ…とかね。

 

でも、やっぱりわたしがグッとくるのはグルーヴです。

 

晩年のライブは、マットスターさんがドラマーとして参加してました。

そんな中で、パットが数曲だけ叩いてくれたんですよ。

 

遠目に見ても、体はやせ衰えてそうだし、普通に歩くのも辛そうだし、大丈夫かな…とか思っていました。

 

ところが、パットがドラムを叩いた瞬間、MR.BIGの音がしたんです。

 

サポートが下手なんてことは全くない。

でも、明らかに雰囲気が変わって、「ああ、これがわたしが好きなMR.BIGだ」と一発で思わされる音とグルーヴを感じたんです。

 

その時、なぜか思わず泣いてしまいました。

 

これからも変わることのない、大好きなドラマーです。

 

ジェフポーカロ

次は、TOTOのドラマーのほか、数多のサポートワークでも有名なジェフポーカロです。

 

TOTOの作品はじめ、パッと聴いてものすごいことをやっている印象の曲はそんなにありません。

 

サラリと片手で16ビートをひたすら叩き続けたり、Mushangaはじめ複雑なパターンをサラッと叩いてみたり、テクニックももちろんすごいのですが…。

 

でも、わたしが好きなのは、聴けばジェフポーカロと分かる独特のグルーヴです。

 

例えば、TOTOの「Africa」という超有名曲があります。

 

これをジェフポーカロ亡き後に加入したサイモンフィリップスの叩いたものとオリジナルを聴くと、全く違うんですよね。

 

ジェフポーカロ版の方がよりリズムがしなっている感じがあり、わたしには気持ちよく聴こえるのです。

 

これぞまさにグルーヴ…。

 

マイクポートノイ

Dream Theater、最近はThe Winery Dogsで活動中のマイクポートノイ。

 

わたしは、このエンターテインメントの塊のようなドラムが好きでして。

 

一度聴いた瞬間にスゴさが分かる超絶テクと、パワフルなドラミングと、随所に織り込まれるスティックくるくるしたり投げまくったりオーディエンスを煽ったりの共存がたまらない。

 

観ていて「ドラムって楽しそうだなー!」と思わずにいられないのです。

 

まとめ

 

3選だとさすがにあっという間でしたね…。

ジャンルも偏ったし。

 

他にも好きなドラマーはいろいろいますので、

徐々に追記していきます。