どうしてもぼくはこれがやりたい

気の弱い会社員マルオが、それでも何とか社会を生き抜いていく様を綴る物語

夢に正直に生きる。夢設計図を作ろう!

こんにちは、マルオです。

 

夢って何だったっけ?

 

学生の頃は、あんなことがやりたい、

こんなことがやりたい、

ああなりたい、こうなりたい。

 

いろいろ夢を持っていたはずなのに、

社会人になったらすっかり忘れてしまった。

 

そんな経験、ないでしょうか?

 

わたしはあります。

 

社会人生活が始まって一年も経たないうちに、

今まで潤沢にあった自分の時間が

あっという間になくなりました。

 

仕事に追われて、まさに会社と家を

往復するだけの日々。

 

仕事に忙殺されて「仕事だからしかたない」と

自分に言い聞かせつつも、ふと我にかえると

「自分はいったい何のためにこんな生活を送っているのだろう」と

悩む日々でした。

 

この家と会社の往復だけ、というのは結構ヤバいです。

完全に洗脳され、社畜化します。

 

それまで音楽活動をいろいろやり、

仕事もやるけど音楽もライフワークとして

やりながら生きていくんだ、とか思っていたのに、

完全に思考が止まるんです。

 

平日の睡眠不足を土日で補うので、

土日の活動時間も減り、思考停止に拍車をかけます。

 

このままではいけないと思ったわたしは、

「本を読んでヒントをもらう」ことを始めます。

それまで、ビジネス本なんて読んだことがなかったのに。

 

そのときに出会った本が

「20代で始める「夢設計図」 必ず“スピード成功”する5つの原則」

でした。

 

この本では、夢の設計図の作り方、

そしてそれを達成するためのノウハウ、考え方が書かれています。

 

わたしが感銘を受けて実践した内容を紹介します。

 

夢の設計図を作ろう

わたしはこの本を読んで

すぐさま自分の夢を整理し始めました。

 

自分がやりたいことは何なのかを

細かいことでもよいからとにかくリストアップしました。

 

この本では「夢はバランスよく設計する」ことが書かれています。

 

「億万長者になる」という夢を叶えても、体を壊したら意味がないし、

家庭を犠牲にして家族が不幸になっても意味がない。

なので、いろいろな観点・カテゴリで夢を持つ。

 

さらに、それぞれのカテゴリに「究極の目標」を設定して

それを目指して夢を達成し続けていく。

 

確かに、やりたいことはいろいろあるのに、

1つ達成して他を犠牲にするのはナンセンスな話。

「究極の目標」も考えたこともないけど、

とてもチャレンジングでやりがいがある。

 

わたしはこの考え方に共感し、トータルで幸せになれるように

まずは夢をカテゴリ分けしてみることにしました。

 

カテゴリは、本に書かれていた以下のとおりです。 

  • 健康
  • 精神
  • 教養・知識
  • 社会・仕事
  • プライベート・家族
  • 経済・モノ・お金 

 

このプロセスを経たことで、自分が何をしたかったのかを思い出し、

それを達成して継続するために他に必要なことも気づくことができました。

 

「究極の目標」も、本に書かれていた内容で網羅できると考えたので、

それをそのまま設定しました。

 

たとえば「健康」の究極の目標は「死ぬまで健康を維持する」。

まさに究極…。

 

全ての「健康」のカテゴリに属する夢は、

この「究極の目標」に集約されるのです。

 

夢の達成計画を作ろう

夢をリストアップできたら、それぞれの達成期限を決めて

ゴールから逆算して計画を立てるのが次のステップです。

 

計画を立てた日から死ぬまでの計画を年単位で作るので、

かなり壮大な年表ができあがります。

 

この作業はかなり大変です。

わたしも取り組んだものの、最後の方はけっこうフワッとした内容になりました。

20代の頃に50年先、60年先のことはなかなか想像がつかないですから。

 

とはいうものの、自分が死ぬまでの年表を眺めることは

そうそうあるものではないので、作ってみるとおもしろいです。

 

少なくとも、自分が究極の目標を達成していく様を想像して

目に見える形にするのは、夢を達成しようというモチベーションに繋がります。

 

夢を達成するためにマインドを変える

この本では、夢を達成するためのマインドやテクニックが

いろいろと書かれています。

 

その中で、最もわたしの心に響いたのは

「すべての責任は自分にある と考えなさい」

というものでした。

 

今自分が大変なのは、会社がダメだからだ。あの人のせいだ。社会のせいだ。

あいつが、こいつが、…。

 

気持ちはよく分かります。自分もそう思うときがあります。

実際、仕事なんてほどんどが理不尽ですから…。

 

でも、その自分の境遇を誰かのせいにしてグチっているだけでは

何も変わらないのです。

 

今の自分に起きていることは自分のことなのだから

腹をくくって立ち向かっていかないと何も変わらない。

 

ごく当たり前のことですが、なかなか気づかない。

 

この考え方を知って、仕事への取り組み方が変わりました。

 

仕事で起きる理不尽をグッと飲み込み、解決策、改善策を考える。

自分からいろいろ提案し、周囲の状況を変えていく。

自分も他の人も仕事がやりやすい環境を、自分の手で作っていく。

 

他人事だと思い続けていたら、自分からアイディアなんて出せないですからね。

 

これは仕事に限らず、人生そのものにも当てはまる考え方です。

この考え方に早いうちに気づけたのは、非常に大きなことだったと思います。

 

まとめ

この本を通して、夢について改めて考え、

設計図という形で夢を整理し、達成するための計画を視覚化できました。

 

そして、大切なマインドセットを学び取ることができました。

 

マインドやテクニックについて書かれている内容は

いろいろな本に通づる部分があります。

 

たとえば、今回紹介したマインドは名著「七つの習慣」にも書かれています。

インサイドアウト」という考え方です。

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※この本は、優先度と重要度のマトリクスがフィーチャーされることが多いのですが、

 一番学ぶべきは「インサイドアウト」だと思うんですよねー。ブツブツ…。

 

他にもGTDのエッセンスが入っていたり、 

歴史書から学んだ内容も書かれています。

 

この本を入り口に、様々な本を読むのもよいと思います。

 

 

読むたびに発見のある良書です。

タイトルのとおり、20代〜30代くらいの方はぜひ手にとってみてください。

 

社会人生活で進むべき方向を見失ったあなたの

羅針盤になってくれるはずです。