こんにちは、マルオです。
カナダのベーシスト、Alain Caronのプレイを聴いたことはありますか?
例えば7曲目の「Slam th crown」です。
全編スラップの曲ですが、ソロは言うまでもなく、バッキングもかなり細かく音が詰まったトンデモフレーズです。
音はしっかりスラップしているのですが、映像を見るとプルが特徴的なように見受けられます。
人差し指、中指、薬指も使ってやっているように見受けられます。
深く指をもぐりこませて引っ張るのではなく、最小限の動きでプルをやっている感じですね。
サムもアップダウンを多用し、動きも最小限の印象。
また、低音弦をサム、高音弦をプル、と言う役割分担も薄く、縦横無尽に弾いてます。
とてもエコノミーなスラップで無駄な動きもないので、通常のフィンガーピッキングと同様に早いフレーズもスラップで弾けてしまうのだと思います。
十分なバカテクの持ち主だと思うのですが、今まで、あまり本で特集されたところも見たことない印象。
ぜひ一度ご本人に奏法を解説していただきたいですねー。
Bass Magazineさん、お願いします。
なお、このDVD,全編通してこんな感じで弾きまくってますので、非常に見ごたえがあります。
また、V-Bassを使った音色も非常に豊かで面白いです。
DVD収録の1曲目は、V-Bassのデフォルトのパッチからインスピレーションを受けて作ったそうです。
ぜひ、見てみてください。