マルオです。
最近になって、ふと家にあるDVDを見返してみました。
で、ふと「永遠のモータウン」を手に取り、久々に見てみたわけです。
するとあら不思議、どハマりしちゃったんですねー笑
モータウンサウンドを作り出し、多数のスターのサウンドを支え、とんでもない数のヒット曲を生み出したスゴ腕ミュージシャン集団。
その名は「Funk Brothers」。
先鋭的なサウンドを作り出しつつも、その存在はいつも歴史の影に隠れていた。
そんな彼ら自身やモータウンのミュージシャンのインタビュー、ライブ映像などを織り交ぜて、彼らの歴史や功績を紐解いていくドキュメンタリーです。
ベーシストとしては、やはりジェームス・ジェマーソンが気になるわけですが、数々のエピソードや映像により、人柄から音楽家としての偉大さまで、語り尽くされています。
マーヴィン・ゲイの「What’s goin’ on?」を弾いている映像が出てきますが、「the hook」と名付けた人差し指一本で弾いている様子が確認できます。
かなり貴重な映像だと思います。
Funk Brothers再結成ライブの映像が随所に織り込まれていますが、これがまたものすごくいい。
私は最後の「Ain't No Mountain High Enough」で涙腺崩壊しましたね。
数々のヒット曲を生み出しつつも、栄光とは程遠い道を歩み続けてきた彼ら。
再結成して彼らが中心の公演を行い、功績が映像化されて残り、ようやく歴史の表舞台に出て名前を刻むことができた。
…といった流れでこの曲。そして、大規模なコーラスとともに、湧き上がる歓声。そりゃグッときますよ笑
しかし、なんて熱い物語なのでしょう。これが今から高々50年くらいの間にあった出来事だなんて信じられない。
音楽をやっている方であればぜひ見ていただきたい、不朽の名作です。